ミズクラゲ水中映像

断片でも拍動する

Aurelia coerulea

ミズクラゲ水中映像
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概要

撮影地: 静岡県伊東市 水深5m

分類・分布

刺胞動物門 > 鉢虫綱 > 旗口クラゲ目 > ミズクラゲ科 > ミズクラゲ属 > ミズクラゲ

特徴・雑学

ミズクラゲは、日本の沿岸をはじめ世界中の温帯・亜熱帯の海で見られる最も身近なクラゲのひとつです。

【よく見ると違うかもしれない】 半透明の浅い円盤状の傘をもち、四葉のクローバーのような形に見える4つの胃から「四ツ目クラゲ」とも呼ばれますが、稀に3つや6つ、8つのものもあるようです。
有性生殖のために浮遊するクラゲには、オスとメスがあります。傘の内側にある口腕は、オスの場合は単純な膜状ですが、メスの口腕は幾重にもなる花びら状の保育嚢になります。
触手が短く微弱な毒なので、近寄って観察できる楽しみがあります。 色々な種類の幼魚や甲殻類の幼生が棲むこともあり、じっくり近寄って観察できる楽しみのあるクラゲと言えます。

【ちぎれても動き続ける】
クラゲに脳は無く、傘の縁に集中している散在神経の信号によって拍動をするため、千切れて一部になったとしても、神経が信号を送っている間は拍動を続けます。 映像では、千切れても拍動を続ける様子が記録されており、生き物の構造の不思議を感じます。

食・利用

【本当の珍味?】
中華料理など、珍味「くらげ」として利用されるクラゲは、中国産のビゼンクラゲ、ヒゼンクラゲ、エチゼンクラゲが圧倒的にシェアを占めています。 国内産のビゼンクラゲやヒゼンクラゲも「くらげ」として加工されますが、品質が良く高級品であり、本場の中国に輸出されるほどです。 ミズクラゲの「くらげ」への加工試験も行われていますが、ビゼンクラゲのようには歯ごたえがある「くらげ」にはならないという結果があり、 柔らかいことを利用して、「高齢者向き食品やダイエット食に良い」という研究結果があります。 その一方、安価で歯ごたえのある「くらげ」ができる!という研究結果もあります。
いずれにしろ、ミズクラゲの持続した捕獲が難しいことから、漁業者の副収入的な個人事業には良いのではないか。ということのようです。

「珍味くらげ」になるビゼンクラゲ

食用のビゼンクラゲ水中映像
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毒・危険性

【無毒ではないミズクラゲ】
一見すると触手がほとんど無いように見え、無毒と思われているミズクラゲですが、傘の縁に沿って細く短い触手が並び、毒の刺胞が存在します。 刺胞の毒はごく微弱で、刺されてもわからないくらいですが、顔などの敏感な部分に触れたりするとピリッとした痛みを感じます。
個人差により、強い痛みを伴う場合もありますので、素肌の露出には注意が必要です。

夏に普通に見かける刺すクラゲ「アンドンクラゲ」

アンドンクラゲ水中映像
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長い触手と口腕の大型クラゲ「サムクラゲ」

サムクラゲ水中映像
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参考資料

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