キビナゴ

寿命1年、銀の帯が光る郷土の魚

Spratelloides gracilis

キビナゴの群れが光を反射して泳ぐ水中映像(YouTubeリンク)
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概要

キビナゴは、体の中央に走る銀色の帯が目を引く小型の魚です。沿岸の浅い海で群れをつくって泳ぎ、地域によっては身近な食用魚として親しまれてきました。映像では、光を受けてきらめく群泳の雰囲気を楽しめます。鮮度が落ちやすいため、産地以外ではなかなか出会えない美しさがあります。

分類・分布

脊椎動物亜門 > 条鰭綱 > ニシン目 > ニシン科 > キビナゴ属 > キビナゴ

南日本・琉球列島。東南アジア・インド洋・紅海。沖合や内湾の表層に生息しています。

特徴・生態の不思議

体長はおよそ11cm前後になるプランクトン食の小型魚で、体側に銀白色の帯が一本通るのが特徴です。
驚くべきはその寿命で、**わずか1年**。4月から11月に砂底で産卵し、その短い命を群れの中で燃やします。 外敵に追われて一斉に向きを変える様子は、海の中に巨大な生き物のような「波」をつくり出します。

食・文化

キビナゴは日本各地で食用に利用されますが、特に鹿児島県は全国屈指の産地です(甑島だけで全国の約20%を水揚げ)。
鹿児島では「菊の花」のように盛り付けた刺身を、酢味噌で食べるのが伝統。鮮度が命の魚だからこそ、産地ならではの贅沢な食べ方として根付いています。

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専門資料・研究論文

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