ミナミゴンズイ

新しい名前と古い学名

Plotosus lineatus

2008年に新しい和名「ミナミゴンズイ」を与えられた魚ですが、学名は従来のものを引き継いだため、新種ではないという新しい魚です。

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概要

和名:ミナミゴンズイ

英名:Striped eel catfish

学名:Plotosus lineatus (Thunberg, 1787)

提供映像(サンプル映像はYouTube版です)

分類・分布

【分類】脊椎動物亜門 > 条鰭綱 > ナマズ目 > ゴンズイ科 > ゴンズイ属 > ミナミゴンズイ

【分布】琉球列島

特徴・雑学

ミナミゴンズイは、黒褐色の細長い体に白色または淡黄色の縦線が走り、口の周囲に4対のひげを持つ魚です。 インド・西太平洋の温暖な海に広く分布し、サンゴ礁や岩礁、砂地のほか、河口や潮だまりなどにも生息します。

ミナミゴンズイは、かつてゴンズイと同じ「ゴンズイ」 Plotosus lineatus とされていました。 しかし2008年、本州でよく見られるゴンズイが別種 Plotosus japonicus として新種記載されました。 ところが、新種記載された方が、昔からなじみのある「ゴンズイ」という標準和名を引継ぎ、従来の P. lineatus には「ミナミゴンズイ」という新しい和名が付けられました。 つまり、ミナミゴンズイは新しい和名を持つものの、学名の古くからいる既知種であり、ゴンズイは古くからの和名を引き継ぎながらも、2008年に新しい学名で記載された新種ということになります。

食・利用

ゴンズイは房総半島などでみそ汁の具として親しまれているなど、地域によっては食用とされますが、ミナミゴンズイに関しては資料がありません。

毒・危険性

ゴンズイの毒棘は、第一背ビレの前端に1本、左右の胸ビレの前端に各1本の計3本あります。 いずれも硬く鋭い棘で、刺さると傷口から毒が入り、激しい痛みや発赤、腫れ、しびれなどを引き起こします。 死んだ個体や切り落とした鰭の棘でも刺傷の危険があるため、釣り上げたミナミゴンズイを素手でつかんではいけません。

ゴンズイの毒棘 ゴンズイの毒棘の水中映像

ヒレの中にあるためトゲに見えない

玉のように群れるゴンズイ 玉のように群れるゴンズイ

たとえ兄弟でも同じフェロモンを出していないと群れない

転がるように横たわるゴンズイたち 転がるように横たわるゴンズイたち

他に見ることは無い謎の行動

参考資料

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