イセエビ

50万粒の卵

Panulirus japonicus

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概要

和名:イセエビ

英名:Japanese spiny lobster

学名:Panulirus japonicus (von Siebold, 1824)

提供映像(サンプル映像はYouTube版です)

分類・分布

節足動物門 > 軟甲綱 > 十脚目 > イセエビ科 > イセエビ属 > イセエビ

日本沿岸の岩礁域などに生息し、日中は岩の隙間に隠れて夜に活動することが多いとされます。

特徴・雑学

イセエビは日本沿岸を代表する大型のエビの一種で、美しい赤褐色の体と長い触角が特徴です。 沿岸の岩場に生息し、夜行性で日中は岩の隙間などに隠れています。

50万粒の卵を抱える

繁殖期は初夏から夏で、夜間に雌雄が交尾をした後、産卵が行われます。 3万~50万粒という卵は、産卵直後からメスの腹部に抱えられて保護されます(1)。 抱卵中の雌は、腹肢を使って常に新鮮な海水を送ったり、ハサミ脚になっている第5脚で清掃などを行い、卵の発生を助ける行動が見られます。
卵から孵化した幼生は「フィロソーマ幼生」と呼ばれるプランクトンとして、約1年間海を漂ったのち、「プエルルス幼生」に変態して海底生活に入ります(2)。

食・利用

古くから日本各地で重要な水産資源とされ、祝い事や正月料理にも欠かせない高級食材として知られています。 地域によっては縁起物として扱われ、長寿や幸福を願う象徴とされています。 繁殖期(主に初夏から夏)には禁漁期間が設けられ、資源保護のため抱卵した個体は漁獲が禁止されています。

毒・危険性

人に対する毒や危険性はありません。

ゴシキエビのプエルルス幼生 ゴシキエビのプエルルス幼生の水中映像

まだ半透明な体をしている

参考資料

  • JAMSTEC BISMaL(分類情報)
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  • Catalogue of Life(分類情報)
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  • 海の甲殻類ネイチャー図鑑・文一総合出版・峯水亮著
  • 1)漁港・漁場の施設の設計参考図書 2015年版[下](127ページ・イセエビ)
      公益社団法人 全国漁港漁場協会
      水産庁(2016年)
      DOI: なし
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  • 2)沿岸資源増殖研究課の概要・イセエビ・アワビ等沿岸資源の増殖
      三重県水産研究所 沿岸資源増殖研究課
      三重県(2016年)
      DOI: なし
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