概要
サンプル映像は制作中です
分類・分布
節足動物門 > 十脚目 > テナガエビ科 > Ancylomenes属 > ハクセンアカホシカクレエビ
伊豆半島から九州
特徴・雑学
以前は和名が無く、英名の「ドフライニアシュリンプ」という名前で呼ばれていました。 透明感のある体に、鮮やかな白と赤の模様が散り、細長い脚や触角を広げた姿がよく目立つ美しいエビです。
ハクセンアカホシカクレエビは、主にスナイソギンチャクに棲みつき、触手の間やそのすぐ近くで生活しています。
スナイソギンチャクの触手は強力な刺胞で武装されており、人間でも素肌に触れると電気ショックを受けたように感じるほどですが、
ハクセンアカホシカクレエビは、ほとんど傷つくことなくその中で暮らすことができます。
これは、体表を覆う粘液によってイソギンチャクに「異物」として認識されにくくなり、刺胞の発射が抑えられているためと考えられています。
こうした仕組みは、化学的カモフラージュや擬態と呼ばれ、クマノミなど他の共生生物でも知られています。
ただし、この粘液が刺胞の発射そのものを抑える成分を持つのか、あるいは単に刺胞を刺激する物質を持たないだけなのかについては、現在も完全には解明されていません。
それでも、この関係によってエビは外敵から守られ、安全な場所を得ていることは確かです。
イソギンチャクに隠れながらも、近くを通る魚に対してクリーニング行動を行います。
クリーニングして欲しい魚が、触手が届かない距離で一時停止してアピールをすると、ハクセンアカホシカクレエビはイソギンチャクの中から出て魚へと向かい、クリーニングを開始します。
食・利用
食用としての利用はありません。
毒・危険性
人に対しての危険性はありません。
岩の隙間でクリーニングをする
クリーニングは痛いこともあるようだ