オオアカヒトデの放精

滲み出る精子

Leiaster leachi

巨体なオオアカヒトデが立ち上がり、にじみ出るように放精する珍しい瞬間の水中映像です。 9月中旬の月齢0~1に観察されたましたが、周囲でのメスの放卵は確認できませんでした。

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概要

和名:オオアカヒトデ

英名:Leach’s Sea Star

学名:Leiaster leachi (Gray, 1840)

提供映像(サンプル映像はYouTube版です)

分類・分布

【分類】棘皮動物門 > ヒトデ/海星綱 > アカヒトデ目 > アカヒトデ科 > オオアカヒトデ属 > オオアカヒトデ

【分布】紀伊半島以南

特徴・雑学

オオアカヒトデは、太く長い5本の腕を持つ大型のヒトデです。 体色は赤褐色から暗赤色、紫褐色などが不規則な斑紋になっており、表面は比較的なめらかでやや光沢があります。 腕は細長く伸び、成長した個体では腕の長さが40cmに達することもあります。

暖かい海域に生息する種類で、日本では主に南日本の沿岸で見られます。 岩礁やサンゴ礁などの海底に生息し、岩の上や岩陰などで観察されます。 大型で鮮やかな体色を持つため、水中でも比較的目につきやすいヒトデです。

オオアカヒトデは雌雄が分かれており、繁殖時には卵や精子を海中へ放出して体外受精を行います。 放精・放卵の際には、体を海底から持ち上げるような姿勢をとることがあり、生殖細胞を周囲の海水中へ拡散させやすくするためだと考えられます。 今回の映像では、大型の個体が腕の先端で体を支えるように立ち上がり、体の側面側から精子がにじみ出るように放出される様子が確認されました。 観察されたのは9月中旬の月齢0〜1にあたる時期ですが、周囲で雌の放卵は確認できませんでした。

食・利用

食用に利用されていることを示す資料は確認できません。

毒・危険性

人に対する危険性を示す情報は確認できません。

参考資料

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