オニオコゼ

海底を歩く悪魔の毒棘

Inimicus japonicus

オニオコゼ(Inimicus japonicus)の水中映像(暫定版・YouTubeリンク)
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概要

砂泥底に身を隠し、獲物が近づくのを待ち伏せする魚です。胸鰭を“足”のように使って、歩くように移動する姿が観察できます。

分類・分布

脊椎動物亜門 > 条鰭綱 > スズキ目 > オニオコゼ科 > オニオコゼ属 > オニオコゼ

青森県~九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、青森県~九州南岸の太平洋沿岸、瀬戸内海。希に小笠原諸島でも見られる。 朝鮮半島西岸・南岸、南島岸、中国渤海南部・浙江省~江西省、台湾。
沿岸から水深200mまでの砂泥底。

特徴・雑学

砂に潜り、目や背の一部だけを出して獲物を待つことが多い“待ち伏せ型”の魚です。

移動時は、足のように変化した胸鰭の一部を使い、海底を押し進むようにして“歩く”ように見える動きをします。

食・利用

白身で上質とされ、刺身や吸い物、煮付け、唐揚げなどで食べられる高級魚です。

毒・危険性

背鰭の毒棘には強い毒(タンパク質毒)があり、刺されると激しい痛みや腫れを起こします。生きているときはもちろん、死後でも毒棘の危険性は残るため、素手で触れないでください。
刺された場合は、火傷しない程度の熱い湯に患部を浸ける処置が有効とされますが、処置後は医療機関で治療を受けましょう。

金色に見えるオニオコゼの体色変異個体

金色のオニオコゼ・水中映像
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オニオコゼと間違えられやすい「オニカサゴ」

オニカサゴ水中映像
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参考資料

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