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概要
ミズヒキゴカイは、砂や泥の中に体を隠し、長い触手だけを砂の表面に伸ばして有機物(デトリタス)を集める多毛類です。 見えるのは赤い糸のような触手だけで、祝儀袋などに使われる「水引」に似た姿が和名の由来になりました。
分類・分布
環形動物門 > 多毛綱 > スピオ目 > ミズヒキゴカイ科 > ミズヒキゴカイ属 > ミズヒキゴカイ
日本各地の沿岸(干潟〜浅海の砂泥底)で見られるとされ、潮間帯からやや深い海底まで幅広い水深帯で記録があります。
砂泥がたまりやすい場所、港の内側や入り江、干潟の泥底などで触手だけが揺れている姿として見つかることが多い生き物で、本体は見えません。
ミズヒキゴカイは、1種類ではないという研究報告があります。
また、目(Order)に関しても、スピオ目、フサゴカイ目、ミズヒキゴカイ目など、研究者により意見が分かれています。
本ページではJAMSTEC BISMaLの分類を表示しています。
特徴・雑学
映像は港の中のごく浅い砂地です。台風などの大波でこの砂が無くなり、岩のみになってしまう場合がありますが、その際はミズヒキゴカイっも居なくなります。
ひと月ほどして砂が戻ると、どこからともなくミズヒキゴカイも元の位置に戻ってきています。
どこでも良いわけではなく、好みの環境を選んで生活している様子がうかがえます。
環境調査の際、有機汚染の指標を示す動物として使われることがありますが、近年の分子系統解析では、ミズヒキゴカイが1種類ではないことがわかり、指標種として用いることは適切ではないと考えられています。
食・利用
食用の報告はありません。
毒・危険性
毒の報告はありません。