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概要
ミアミラウミウシは、複雑で鮮やかな色彩模様を持つ大型のイロウミウシの仲間です。
南方系の種で、日本では主に南西諸島などで見られますが、黒潮の影響を受ける伊豆半島でも稀に観察されます。
美しい外見からダイバーに人気の高いウミウシの一種です。
分類・分布
【分類】軟体動物門 > 腹足綱 > 裸鰓目 > イロウミウシ科 > ミアミラウミウシ属 > ミアミラウミウシ
特徴・雑学
体表は黄色・青・白などの複雑な組み合わせにグラデーションを伴った模様を持つ、独特の色彩をしています。 体長は比較的大きく、存在感のあるウミウシです。
多くのウミウシは体内に化学防御物質を持ち、その存在を捕食者に知らせる警告色(アポセマティズム/aposematism)を示すことが研究により示されています。 驚くほど鮮やかな色彩や、斬新で複雑な模様は単なる装飾ではなく、「私は不味い」「攻撃すると損をする」というメッセージとして機能していると考えられています。 実際、ウミウシの多くは海綿など毒性物質を含む生物を餌としており、それらの成分を体内に取り込んで防御に利用します。 捕食者は一度口に含んで、不味かったという経験から色を学習し、次回以降は避けるようになるため、派手な色ほど生存に有利になるという進化的背景があります。
同じイロウミウシの仲間のニシキウミウシ
食・利用
食用や利用例は特に知られていません。
毒・危険性
人に対して危険な毒は特に知られていません。 ただし、体内に防御物質を含む可能性があるため、そのまま口に入れると刺激を感じると言われます。
参考資料
- JAMSTEC BISMaL(分類情報)
▶ 見る - ウミウシガイドブック・鈴木啓宇著・TBSブリタニカ
- Chemical defences indicate bold colour patterns with reduced variability in aposematic nudibranchs
(化学防御は警告色ウミウシにおいて大胆な色彩パターンと低い変異性を示すことを示唆する)
Cedric P.van den Berg,Matteo Santon,John A.Endler,Leon Drummond,Bethany R.Dawson,Carl Santiago,Nathalie Weber,Karen L.Cheney
Proceedings of the Royal Society B:Biological Sciences Vol.291,Issue2027,2024
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