カリオヒラムシの詳細

Callioplana marginata

海底を這う美しいヒラムシの一種。体は柔らかく破れやすく、波打つように泳ぐことができます。種類によってはテトロドトキシンを持つこともあります。

概要

製作中

分類

扁形動物門 > Rhabditophora上綱 > 多岐腸目 > カリオプラナ科 > カリオヒラムシ属 > カリオヒラムシ

特徴・雑学

カリオヒラムシは、美しい模様を持つ扁形動物で、体は非常に柔らかく、接触などで破れやすい特徴があります。
普段は岩の下や、海藻の間で生活していますが、泳ぐ際には体を波打たせるようにして進み、その姿はとても幻想的です。

ヒラムシには、血管などの循環器官も、酸素を取り込むための呼吸器官もありません。 ごく単純な構造をした生物ですが、環境には見事に適応しています。1ミリにも満たない厚さと、恐ろしく柔軟な体はあらゆる隙間へ侵入することができます。 時には貝の中へ侵入して捕食することもあるといいます。
フグと同じテトロドトキシンを体内に持つ種類もあるとされ、捕食者にとっては強い相手ではないものの、注意が必要な存在です。

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