ヨウラククラゲ
瓔珞水母
Agalma jelly
Agalma okenii
撮影地:静岡県沼津市 水深1m 12月
  

ヨウラククラゲはカツオノエボシと同じクダクラゲ目のクラゲです。体は色々な役割をする個虫が集まった群体です。先端の気泡の部分、詠鐘(えいしょう)と呼ばれる連なる部分、栄養部、刺胞などがそれぞれの個虫です。ヨウラクとは瓔珞(エイラクとも読むようです)のことで、仏壇やお寺の天井から吊り下げられている煌びやかな飾りです。菩薩より下の位の仏像の首飾りのことでもあります。 傘のような部分は無く、魚が隠れるにはあまりにも棒状ですが、ハナビラウオの子供が寄り添っていました。菩薩様に守ってもらっているのでしょう。