【アイオイクラゲ】
相生水母
学名：Rosacea cymbiformis
--------------------------------------------------------
撮影地：静岡県沼津市

アイオイクラゲは毒クラゲで有名なカツオノエボシと同じクダクラゲ（管クラゲ）の仲間です。
いわゆる「傘」のような形の部分は無く、一般的にイメージされるクラゲとはかなり違います。
先端には浮力を調節するための気泡体があり、包み込むように透明な泳鍾と呼ばれる泳ぐ
ための部分があります。泳鍾からは細く長く消化器官や生殖器官、触手の部分が伸びます
が、泳鍾も含めて様々な役割をする個虫（個体）が集まっている生物ということで、とても不
思議な生物です。 とても繊細で千切れやすいクラゲですが、深海にすむアイオイクラゲの仲
間は、長さが４０ｍを超えるものもいるようです。