サツマカサゴ
薩摩笠子
Humpbacked scorpionfish
Scorpaenopsis neglecta
撮影地:静岡県伊東市 水深12m 8月
  

サツマカサゴには、立派な胸鰭や尾鰭があり、泳ごうと思えば泳げるはずですが泳ぎません。体を曲げ、「く」の字になった状態のまま、胸鰭や腹鰭で歩きます。どこまでもどこまでも… 泳いだら早いでしょうに、頑固なまでに歩きです。  背鰭の棘には毒があり、刺されるとかなり痛みます。背中に毒棘があるので、隙のある腹側を絶対に見せないようにしているのでしょうか。