カワハギの寝姿
皮剝
Threadsail filefish
Stephanolepis cirrhifer
撮影地:静岡県伊東市、沼津市
  

魚の寝かたは種類によってさまざまなスタイルがありますが、カワハギは眠そうなのがわかりやすい魚です。暗くなった海底で何かを探しながらフラフラと泳いでいるかと思うと、岩肌を噛んで動かなくなります。寝ている間に海流に流されてしまわないように、海藻などを咥えているとされています。カワハギは縄張り意識の高い魚なので、寝ている間に場所が変わるのは困るのでしょう。それに、何かを咥えないと寝られない体になっているのかもしれません。