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赤沢大会での各チームルート


当日は朝から土砂降りの天候、ウネリもややあり、浅瀬では砂地の砂が舞うほどでした。
マップ右側の浅瀬には142点、砂地の真中に92点を設置し、戦術勝負の様相を期待していたのですが
どちらのチームも避けてしまいましたので、堤防沖での積み重ねの勝負となりました。
マップ製作班長のなんちゃって解説と共にご覧ください。
(ちなみにマップ班長は水中ロゲイニングに出た事はありません・・・)


NEW! 総合ランキング発表
全3回の出場ショップ、セルフ、個人の得点ランキングを発表!
トップはあのチームとは、限らないのです。




チーム名 バブ香る北里潜水部 森と伊豆海の香りをそえて(セルフ大学生)
部門(人数 セルフ大学生(4名)
順位  1位
得点 1629点
第1回川奈大会で優勝した北里大学潜水部のチームです。メンバーは一人を除いて川
奈とは違うということでしたので、実力はいかに?と思われましたが、2位に300点以上
の大差を付けての優勝はお見事でした。
81→31だけは戻っていますが、その他は迷うことない綺麗なラインをしています。87
を逃していますが「見つからなかったら探さないで進む」と決めていたそうです。
 また、スタート直後の港内CPを取っていません。遠くの167を狙うのであれば両方とも
正解と言えます。最後の19→35は割と難しいコースだったので計画していたのか聞いた
ところ「戻るつもりが戻っていなくて偶然みつけた」とのこと。幸運も引きよせました。

2位 伊豆海きゃめってる
ショップ部門/伊豆海ダイビングリゾート
1309
伊豆海ダイビングリゾートのカメさんは川奈大会から3回目の連続出場。チームメンバー
に入れ変わりが少なく、メキメキと頭角を現して前回の13位から2位へのジャンプアップ
です、おめでとうございます。
大変綺麗なルートですが、167を目の前にして砂地を戻るコースとなっています。そこは
流石プロのグループコントロールと言えるでしょう。ただ、エントリー直後に14.37.18.22.27
と連続的に押さえて沖へと出ていますが、全部足しても167に達しません。残圧と制限時
間のある水中ロゲイニングではスタート(ゴール)直近の低い点数は最後に余裕があった
ら。にした方がいいでしょう。
次回は・・・プレッシャーに負けないでくださいね(笑)

3位 エルマール
ショップ部門/エルマール
1267点
初出場の都市型ショップさんが3位入賞です!おめでとうございます。
スタート直後、港内の37以外は堤防沖側のCPまでジャンプする定石からの綺麗にガ
イドロープ沿いを廻っています。1箇所、87の見逃しを36から戻っていますが、87は皆さ
ん苦労されていた様です。44.45.55はロープ沿いではあるのですが、当日のコンディシ
ョンではロープからは見えなかったと思われます。バディで参戦のエルマールチームは
大きなフォーメーションが組めませんので厳しかったでしょう。メンバーが少なければ行
動力はUPしますが、捜索フォーメーションや生物探し的には不利となってしまいますね。
是非次回も水中ロゲイニングを楽しんで下さい!

4位 JAUSオリジナル
ショップ部門/シ―ダンサー
1024点
バリバリのおじさまベテランインストラクター3名という優勝狙いのチームです。かなり廻
っていますし、迷いも見えませんが1024点にとどまりました。17からのスタートですが
22から18に戻っているところを見ると、スタートから貪欲さが出ていたかもしれません
もし仮に、港内の17.37.22.18.15の計109点をカットして堤防沖の42.81.132.102、ガイド
ロープ沿いの44.45.55の計501点を取っていれば1416点で2位という計算になります。
あくまで計算上ではありますが、水中ロゲイニングは事前の計算は重要です。
年齢ハンデが欲しいという声も聞こえますが…そんなこと言わずに実力でトップを勝ち
取ってください。次回、富戸脇の浜大会を楽しみにしております。


チーム名 マリンステージ
部門(人数 ショップ部門(3名)/マリンステージ
順位  5位
得点 1017点
初参戦の地元ガイドショップチーム、若手のカナさん率いるマリンステージチームは見事
5位獲得!おめでとうございます。
115からの一直線帰りですが、時間も残圧も減点なしですので、さすがのグループコント
ロールと言えます。しかしながら、ルートは少々ジグザグして見えます。港内37からのス
タートですが、逆回りで78からのスタートというのも水中ロゲイニング的には安心感もあり
スマートかもしれません。
次回はマリンステージさんのホーム、富戸大会です。参戦お待ちしております!


チーム名 伊豆海みきちゃんとゆかいな仲間たち
部門(人数 ショップ(5名)/伊豆海ダイビングリゾート
順位  6位
得点 987点
伊豆海ダイビングリゾートの泉さん率いるショップチームです。26スタートでグイグイと得点した
ものの32から一気に戻り、40.44でゴールしています。一気戻りの原因は最初のグイグイかと
思われます。攻めたい気持ちはわかるのですが、そこはひとつ押さえるのも水中ロゲイニング
設定上、港内のポイントの点数は低いので「時間や残圧がなければカット」くらいにしておきま
すと気持ちが楽になります。

チーム名 JAUSスペシャル
部門(人数 ショップ部門(4名)/シ―ダンサー
順位  7位
得点 936点
ダイビングのレジェンド、須賀次郎氏率いるJAUS(日本水中科学協会)のスペシャルチームで
す。80歳を超えた須賀さんですが、現役バリバリで潜っていらっしゃいますね。
ルートは陸上の26からスタートで堤防裏まで一切取らず、その後も重複の無いように選んでい
ます。一気帰りではなく、得点を重ねながらの計画的で綺麗なラインに見えます。チームの実力
とその時の海のコンディションに合わせた計画通を実行する。という水中ロゲイニングの考え
かたからすると、トップ争いにはならなかったものの良い結果と言えるのではないでしょうか?


チーム名 ANE48+1
部門(人数 ショップ部門(4名)/イエローフィン
順位  8位
得点 931点
八幡野大会で優勝したディフェンディングチャンピオンANE48。北里潜水部とのガチンコ対決
と思われたのですが・・・ チームの状態やコンディションなど、様々な事象を読んで水中で計
画を変更できる。というのも実力のうちです。「頑張らない」という判断は水中では非常に難しい
場面もあるのですが、前回優勝チームであるにも関わらずの選択は流石と言わざるを得ません
次回富戸大会を楽しみにしております!


チーム名 ぴっころ
部門(人数 ショップ部門(3名)/ダイビング&トレッキングぴっころ
順位  9位
得点 528点
メンバーは前日に20年ぶりのリフレッシュダイビングで復帰されたダイバーさんがいらっしゃい
ました! コンディションが良ければ右はじの142点方面を狙えたはずですが、あいにくウネリ
があったため全チーム同じ様なエリアでの争いになってしまったため、不運だったとしか言えま
せん。これも自然相手の競技ですからしかたありません。
体力勝負ではない水中ロゲイニングを目指しますので、次回富戸大会も是非いらしてください!